本当に「体に良い」ものを食べていますか?
今回は満尾正著の「最強の食事術」を紹介していきます。
最近、世界中でコロナウイルスが広まり人々の生活にとても大きな変化が起きています。毎日のニュースでは新規感染者数や重症者数が報道されとても不安になっている方も多いでしょう。そんな中、重症化する人と無症状のままの人と2つに大きく分かれている。この両者の違いは何だろうか?年齢、持病、コロナウイルスの変異株など様々な理由があるが、本書は栄養学から見た免疫力という視点から考えている。
目次
・この本を手に取った経緯
・この本を読んで知りたいこと
・実際に読んだ感想
・自分の考え方、行動の変化
・最後に
・この本を手に取った経緯
私はいま大学生で実家暮らしなのですが、これから一人暮らしをしようと考え始めた。その時に大きく変化することの1つが食事だ。いつもは母親の手作り料理で食事や栄養に不自由を感じたことはない。しかし、一人暮らしすると話は変わってくる。毎日その日の献立を考えないといけない。(このままだと絶対、毎日カップラーメン生活になる...)
ジャパニーズカップラーメン is 最強
ということで、今後の自分の健康のために食事について調べようと思い書店へ。そして"ハーバード"、"食事術"という特徴的な言葉に流されて購入した次第です(笑)
(年取ったら、オレオレ詐欺に騙されそうだなぁ)
・この本を読んで知りたいこと
1.買った経緯にも述べたように、健康のためにはどんな食事をとり、逆にどんな食べ物を食べないほうが良いのかについて知りたい。
2.本書の表紙にある"ビタミンD"、"亜鉛"、"マグネシウム" が体にどんな影響があるのか?その栄養素を含む食材にどんなものがあるのか?
3.食事のタイミング、病気と食事の関係について
年をとっても元気でいられるために必要なことを知りたい!!
・実際に読んだ感想
.............普通に暮らしていてもやばくね!?
実家暮らし一人暮らし以前に、日常にありふれてる食べ物が体に良くないという驚愕の事実でした。Σ(・□・;)(これは本当に驚きました)
もちろん飲食店、スーパーで売られている新鮮な野菜、魚やお肉などは大丈夫です。問題はコンビニやファストフード店などの食べ物だ!!よく言われる食べ物を日持ちさせるための保存料や添加物。皆さんも耳にすることが多いと思いますが、これらに含まれている何が体に悪いのかまでは知らないですよね。(僕も知らなかったです)
その一つを紹介します。
・リン
リンというと高校の科学の授業や周期表に載っているアレです。実は、リンは人間が生命を維持するために必要な構成要素の1つなんです!その役割としては、骨や歯の抗生物質、細胞膜の構成成分、代謝反応への関与など様々なところで使われています。しかし、そんなリンも摂取しすぎると大変なことに...
リンはカルシウムと結びつきやすいのです。つまり、リンをとりすぎると体内でカルシウム不足になり、骨に溶けているカルシウムを使おうとします。これによって、骨がもろくなったりカルシウムの石灰化による動脈硬化など様々な症状が現れる。そして、リンは保存料や添加物に含まれているため、知らず知らずにたくさん食べているのです!!
リン以外にも我々が知らない間に、体に悪いものをたくさん食べています。皆さんも、一度調べてみてはどうでしょうか。
・考え方、行動の変化
本書を読んだ後、普段の食事や生活について意識したり見直すことが多くなった。どんな食べ物をいつ食べればよいのか。また、控えるべき食べ物は何かなど。そうすることで、食事以外にも睡眠などの普段の生活についても意識するようになった。自分の体調を自分で管理することが、とても心地よいことを知ることができたのは良かったと感じる。本書にとても良い言葉がある。
自分の「主治医」になる
本当にその通りである。また食事の管理がいかに大変かを知り、それをやってくれていた母親にとても感謝したいと思います。
・最後に
食事は我々現代人にとって、大きな喜びや楽しみを感じることの1つです。それとともに、健康を維持するために最も重要な事の1つでもあります。今回の新型コロナウイルスによって注目された免疫力を強くするためにも、バランスのとれた食事を意識しながら生活していこうと思う。本書を読むことで、皆さんが健康を意識するきっかけになればとてもうれしいです。最後に本書の締めにある言葉を皆さんにもお届けします。
"The doctor of the future will give no medicine , but willinterest his patients in the care of the human frame, diet and in the cause and prevention of disease.~"
「将来の医者は薬を提供することはなく、患者を全人的に扱い、食事療法や病気の原因と予防について関心を持つだろう。」